各国経済の効率性と安定性を達成するうえで最適な国際通貨制度はどのようなシス テムか、国際通貨の条件は何か、国際金融センター多極化の含意は何か、国際通貨制 度は将来どうなるか、またどうあるべきか、などに関する10編の論文を集めた書物。 これらの論文は、日本銀行金融研究所主催の第4回国際会議に提出されたもの。著者 には、A.メルツァー(カーネギーメロン大学)、J.テイラー(スタンフォード大学 )、R.クーパー(ハーバード大学)の各氏らを含む。