第2次大戦後の25年間における日本経済の驚異的な発展についての国際共同研究を集大成した書物。H. パトリック(イェール大学)とロソフスキー(ハーバード大学)が、米国ブルッキングス研究所に関係する日米の研究者を動員して行った研究であり、日本の高度成長に関する古典的研究とされる。その第2分冊における「金融制度と金融方式」の部分(全体のなかでは第6章。論文執筆者はH. ウォーリック)の翻訳を担当。