本論文は、日本における株式持合の動向を統計面から追跡するとともに、それを軸にして日本型経済システムの特徴、限界、将来の予想、政策課題などを総合的に解明したもの。2002年春学期に英国オックスフォード大学滞在中に執筆。これを拡充したものは、日本語および英語の書物として出版。